日独韓共同修士プログラム TEACH

日独韓共同修士プログラムTEACH

TEACH

Transnational European and East Asia Culture and History

- ダブルディグリープログラム -

現役生の声

2021年4月入学 小出さん

きっかけ、動機

理由は二つあります。一つ目は短期間で二つの学位を取得できることです。二つ目は、以前ボン大学に留学した経験がありもう一度ドイツで学びたいという気持ちがあったので、ドイツで再び勉強できるということが大きな魅力でした。

 

TEACHの魅力、授業内容、生活全般

二年間で二つの国に留学することはなかなか出来ない経験であり、大きなメリットだと思います。

授業内容は地域研究、ドイツ語や韓国語などの外国語科目、TEACH生のみを対象にしたセミナーの三つのカリキュラムに分かれています。

勉強でも日常生活でも、小さな家族のようにお互いに助け合う生活をしています。年齢や国籍の関係なしに、強い繋がりを同級生同士で持つことができるのはすごく魅力的です。

各地で自分の生活や研究を組み立てる上で、自主的に動き情報を取りに行く力が求められます。コミュニケーション能力は日々向上していると思います。学生同士だけでなく、事務の方やボン大学での外国人局の方、住民登録のための事務局の方など、国籍や所属や立場など関係なく、様々な方々とドイツ語や日本語でやり取りをしていくので、単純に語学能力だけではなく安心してお話をして頂ける雰囲気作りが、人との関わり方においてはすごく大事だと実感しています。スケジュール管理も必要なので、セルフマネジメントについても日々学んでいます。

 

論文テーマ

日独の絵本の中でのジェンダーロール表現に関する比較研究です。

ジェンダーについて描かれている表現の差だけではなく、歴史的背景、政策、社会規範、文化の差異も考慮するのが大変です。研究を通して文化を感じられるので、それはメリットだと思います。修了までの計画を立て逆算して実行することが大事ですが、立てた計画を常に更新していくことも大事だと感じます。

 

後輩へのアドバイス

あっという間に時間が過ぎるので、最終的にどういったゴールのためにTEACHに参加したいかというビジョンをはっきり持っておくと、より充実した2年間になると思います。