日独韓共同修士プログラム TEACH

日独韓共同修士プログラムTEACH

TEACH

Transnational European and East Asia Culture and History

- ダブルディグリープログラム -

修了生からのメッセージ

2019年修了 金子さん

きっかけ、動機

大学四年生の時、大学院に行くか就職するかで非常に悩みました。TEACHが終わったら何をしたいかを真剣に悩み、やりたいことの準備としてTEACHを使おうという形で臨みました。

 

TEACHの魅力、授業内容、生活全般

国が違う三つの大学で勉強すること、その仲間の大学生と一緒になって第三国へ留学すること、ボン大学か高麗大学で第二修士号を取得すること、これらは他にはない特色だと思います。移動の度に新しい環境への適応が求められて大変ですが、精神面を鍛えるにはいいと思います。ドイツや韓国から見た日本を考えることが出来るようになり、視野が広がったのは大きな収穫だと思います。

 

論文テーマ

ドイツにおける日系企業に対して人材コンサルティングが果たす役割に関する研究です。論文を二つ書くのは大変なことでした。一つ目の論文、つまり筑波で日本語の論文を書くことが一番苦労しました。二つ目の論文は、一から作り上げるのではなく出来上がった一つ目の論文をブラッシュアップさせる作業になりました。

研究を通じて、ヘッドハンティングや多様なビジネスモデルについて深く理解ができました。

 

進路

今はドイツの会社で人事の仕事をしています。ボン大学での修士号は面接や履歴書でアピールできて、大きなメリットになりました。二つの修士号を取ることで経験したのは達成感です。偶然成功したものではなく、計画的に成功させた体験が自分に対しての自信につながりました。不安な状況の中でも我慢してやり続ければうまくいくというTEACHの経験が、キャリアアップにも活かせました。

 

後輩へのアドバイス

曖昧な理由でTEACHに入ることはお勧めしません。将来の方向性が決まっていて、それを実現するためのステップとして入るのであればお勧めしたいです。

デュアルディグリーを何が何でも取ってやるという強い気持ちで入って頂きたいと思います。