日独韓共同修士プログラム TEACH

日独韓共同修士プログラムTEACH

TEACH

Transnational European and East Asia Culture and History

- ダブルディグリープログラム -

修了生からのメッセージ

2015年修了 Seomoonさん

きっかけ、動機

韓国の大学では日本の文化やコンテンツを専門的に勉強していました。大学院進学時にTEACHを知り、様々な文化圏を知ることができるし、日本だけでなくドイツについても勉強できてドイツでも生活できるので、チャレンジしたいと思いました。

 

TEACHの魅力、授業内容、生活全般

三カ国を半年ごとに移動して一緒に生活をしていましたので、不便がないようにメンバー同士で色々と助け合いました。よって、メンバーのチームワークは良好でした。さらにTEACHメンバーだけではなく、お互いの友人を紹介することもあり、メンバー以外の現地の方と接することも多いです。自分の専門としている分野だけでなく、他の分野の研究をしている方と出会う機会も多くありました。

メンバーはみんな積極的で熱意があり、他の国の文化に対して先入観がなく、相手と異なることに関して理解して認める姿勢を持っています。

言語の授業では、自分の国の言語で発表する機会は少なく、最低2〜3ヶ国語で発表します。言語に興味がある方には、自然に多くの言語を学べるのでお勧めできます。

印象的なエピソードとしては、ドイツや日本の領事館に招待して頂き、様々な話を聞くことができたことです。普段、外交を仕事にしている方に会う機会はないので、貴重な経験となりました。

 

論文テーマ

日本と韓国の文学に興味があり、文学に関する研究をしました。

TEACHに参加したことでドイツにも興味を持つことができました。研究対象の「多和田葉子」は今も活躍している作家で、日本語とドイツ語の二言語で作品を書いています。TEACHの生活や学びは作品の理解を深めるのに役立ちました。

 

進路

卒業後は様々な進路に進むことができると思います。言語を学ぶことによって自国以外の国でも就職ができます。文学、文化に興味があるので、今は韓国で配信用動画などのコンテンツを作る仕事をしています。

グローバルな会社なのでドイツ人と話す機会もあり、TEACHでの経験が役に立っています。

 

後輩へのアドバイス

積極的に自分から多くの人に声をかけて新しい経験をして欲しいです。

TEACHに入れば新しい視点が身につき、様々な体験をしながら研究を深めることができるので、論文のテーマは経験をしながら完成させる方がいいと思います。

進路も、最初は様々な可能性を開いて多様に検討していく目線が必要だと思います。